出産後は絶対注目!赤ちゃんはいつから歯医者に連れていけるか

赤ちゃんの虫歯予防のためにも、自分の虫歯治療のためにも、赤ちゃんを歯医者に連れていきたい。いつから赤ちゃんの歯医者デビューができるのか、自分の治療に赤ちゃんを歯医者に一緒に連れて行けるのはいつからなのか。赤ちゃんの歯医者の料金はいくらくらいかかるのかなど、出産後に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

自分の歯医者治療に赤ちゃんを連れていけるのはいつから?

赤ちゃんを出産し育児をしていると急に歯の痛みを感じることがよくあります。
歯の痛みを感じるときは大体虫歯が進行してしまっている段階です。
虫歯は妊娠中のホルモンの増加により、知らず知らずのうちにできてしまうことが多くあります。
妊娠中や出産を迎えた時までは痛みはなくても、そのまま放置してしまうことで育児中に痛みが発生してしまいます。

赤ちゃんを誰にも預けることができず、歯の痛みを我慢しようとするとさらに危険です。
赤ちゃんは成長するにつれて昼寝の時間が減り、じっとしていられなくなります。お母さんの虫歯は痛みを我慢して放置し続けると、神経まで虫歯菌が到達し、神経を抜かなくてはならなくなります。
痛みを感じるならばすぐにでも歯医者へ行きましょう。
多くの歯医者では赤ちゃんを連れて治療することが可能なので、歯医者治療のために託児所や育児サポートなどを探さなくても大丈夫です。

■具体的な対処方法
・治療中、歯科衛生士が赤ちゃんを抱っこしてくれる。
・赤ちゃんをお腹の上に乗せたまま治療してもらう。
・ベビーカーに乗せスタッフが見てくれる。

あらかじめ、赤ちゃんを連れて歯医者に行くことが可能かどうかを電話で問い合わせるといいでしょう。
生後2,3ヶ月の赤ちゃんでも対応してくれるところもあります。また、授乳期の薬や治療の影響なども心配であれば電話して聞いてみましょう。

赤ちゃんの歯医者デビューはいつから?

赤ちゃんの歯が生えてきた時に歯医者デビューするのがおすすめです。
赤ちゃんの歯が生えてきた時に歯医者へ行くと、虫歯にさせないためにどんなことに気を付けたらいいかのアドバイスを聞くことができます。

歯が生えたばかりの赤ちゃんのための歯磨きの仕方や、おやつの与え方など、歯を守るケアを早くからプロに教えてもらうのが良いでしょう。
特にお母さんやお父さんが虫歯や歯並びに悩んだ経験があるのであれば、なおのこと早い方が良いです。

また、歯医者さんデビューを早くのうちから行うと、歯医者さんに慣れることができます。
3歳前後になってしまうと恐怖心もでてくる年齢なので、最初は診療室に入ることさえ嫌がることもあります。
検診だけなら痛い思いもしないので、歯医者さんに通うことが平気になるのでしょう。
赤ちゃんのうちに口を大きく開けることに慣れさせると、1歳半頃に行うフッ素塗布もスムーズにできます。

赤ちゃんを歯医者デビューさせる際は小児歯科を選ぶとよいでしょう。
小児歯科でない場合、フッ素塗布ができる頃(前歯が上下4本ずつ生えそろう1歳半頃)までは歯医者受診を断られてしまうこともあります。
事前に近くの歯医者のホームページや看板を見たり、実際に電話で問い合わせて赤ちゃんを診てもらえるか確認しましょう。

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赤ちゃんの歯医者でかかる料金

赤ちゃんが歯医者にかかるときの料金は歯科検診なら2000円程度、フッ素塗布なら1000円程度になります。
しかし、フッ素塗布に関しては自治体によっては無料で塗布してもらえます。

また、歯医者によってもフッ素の値段は違います。
乳児医療補助対象外のため2000円以上かかる場合もあるので、事前に歯医者や自治体に電話などで問い合わせてみましょう。
乳児医療補助で対象となるのは保険がきく治療のみです。
つまり、虫歯の治療<削る・詰め物・被せ物・抜歯・神経を抜く>などになります。しかし、虫歯が多い赤ちゃんに対してのフッ素塗布であれば虫歯の治療に必要なものと判断され、保険適用となることもあります。

まとめ

赤ちゃんを歯医者に連れて行くときは、事前に赤ちゃんを連れていける病院か。診てもらえる歯医者さん(小児歯科など)か、料金はいくらかかるかを調べて、赤ちゃんの歯医者デビューを図りましょう。