初めて歯が生えたとき、1歳になったとき、2歳になった時では成長の早い赤ちゃんの歯は数も大きさもまったく違います。
初めての歯ブラシをずっと使い続けるのではなく、その時の年齢や口の状態に合わせて歯ブラシも日々変えていくといいでしょう。
0歳・1歳・2歳の赤ちゃんにおすすめの歯ブラシをご紹介します。
初めての歯ブラシは歯固めタイプがおすすめ
赤ちゃんに歯が生え始める生後6カ月ごろになったら、初めての歯ブラシを与えるといいでしょう。
歯が生えていない状態に歯ブラシを与えるのは不思議かもしれません。
しかし、赤ちゃんは歯が生える頃に歯茎を突き破って歯が生えてくるため、歯の周りや歯茎がムズムズします。
その歯茎のむずがゆさを解消することができるのがシリコン製の歯ブラシです。
初めての歯ブラシを選ぶ時はのど突き防止があり、赤ちゃんが握りやすく、水洗いや煮沸消毒出来るものを選びましょう。
のど突き防止がなかったり、奥まで赤ちゃんが咥えられるような構造だと、奥まで歯ブラシが入り込み、吐き出してしまうことがあるので気を付けましょう。
これらの条件をクリアした、おすすめの初めての歯ブラシは下記の2つです。
シリコン製の歯ブラシは歯固め代わりとして与えると、歯のムズムズを解消することができるのでおすすめです。
購入するときは耐熱温度を確認しましょう。耐熱温度が高いものであれば煮沸消毒もできるのでおすすめです。
見た目がかわいい歯ブラシも売っています。少し先の部分が長いためのど突きが気になりますが、煮沸消毒もできるため便利です。とてもかわいく立てて保管できるのが便利です。
おしゃぶりは吸う力を育てますが、これらの歯ブラシは噛む力を育ててくれます。
唇や歯茎に刺激を与え、歯や顎の発育を促進します。
初めての歯ブラシは歯を磨くという感覚よりも歯が生えてくるときのむずがゆさを解消し、歯ブラシに慣れるのを目的として使用するのがおすすめです。
歯ブラシを噛んでしまう赤ちゃんにおすすめの歯ブラシ
1歳ごろになると上下の歯が生えてくるので、歯固め代わりのシリコン製の歯ブラシから、徐々に歯を磨くための歯ブラシへと移行しましょう。
ですが赤ちゃんは歯を磨くという行為がよくわからず、歯ブラシを噛んでしまうことが多いです。
歯ブラシを噛んでしまったとしても怒らずに歯ブラシに慣れさせることを目的に使用しましょう。
特に最初歯ブラシを噛んでしまう時は、通常の歯ブラシのように毛が一方方向に向いているものだと、すぐに毛先が広がってしまいます。
歯ブラシを噛んでしまう時期は、噛んでも磨きにくくならない、360度毛が配置されている歯ブラシの方が物持ちがよいのでおすすめです。
360度ブラシが配置されていて、磨きやすく握りやすいのが特徴です。また、のど突きも付いているためとても安心です。値段は1本1000円くらいなので少し高いです。
こちらはどちらかというと仕上げ磨きの時に使用するブラシになります。
360度ブラシが配置されているので、前歯の裏側も簡単に磨くことができるのでおすすめです。
360度毛先がある歯ブラシでも、毛先が広がってしまってきれいに磨けなくなった場合は、きちんと交換しましょう。
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大人の真似をしたい2歳の赤ちゃんにおすすめの歯ブラシ
2歳頃になるとだんだんと歯ブラシに慣れてきて、360度の歯ブラシではなく、大人が使っている歯ブラシと似ている歯ブラシを使いたくなるものです。
選ぶときは下記の4つのポイントに注意しましょう。
■咥える部分の長さ
シリコン製のものと同様、赤ちゃんののどを突いて吐き出してしまわないよう、のど突き防止があるものや咥える部分が短いものを選びましょう。
■毛の硬さ
やわらかめを選びましょう。赤ちゃんの歯茎はとても柔らかく、少し力を入れただけで傷ついてしまいます。
■毛の長さ
毛先がギザギザのものよりも、均一になっていると力が均等になりきちんと磨けます。
植毛形態は縦3列で、長さは親指の幅くらいのものが良いです。
■ヘッドの大きさ
小さいものを選びましょう。赤ちゃんの口も歯も小さいため、ヘッドが大きいと細かい部分が磨きづらいです。
これらの4つのポイントを満たした人気の歯ブラシは下記です。
かわいいスヌーピーの絵柄が入っていて、さらに仕上げ磨き用の歯ブラシもついているため、赤ちゃんにもお母さんにも人気の歯ブラシとなります。握る部分がリング型になっていて握りやすいのが特徴です。
こちらは赤ちゃん用の歯ブラシの中でも大人が使っている歯ブラシに形状が近いので、大人の真似をしたい赤ちゃんにおすすめです。
これらの歯ブラシは360度の歯ブラシの時とは違い、噛んでしまうとすぐに毛先が広がって、磨きにくくなり歯ブラシをすぐダメにしてしまいます。
赤ちゃんが歯ブラシを噛んで毛先が広がったら交換するようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんの歯や癖は日々変化しています。
初めての歯ブラシは歯固めタイプを使用し、歯ブラシを噛んでしまう赤ちゃんには360度、慣れてきたら大人の歯ブラシに近い形状のものを使用して、徐々に歯ブラシに慣れさせましょう。