赤ちゃんの歯磨き。歯磨き粉はいつから？フッ素って安全なの？おすすめは？
ママやパパの、歯磨き粉の不安にお答えします。
赤ちゃんの歯磨き粉っていつから？
小さいうちは歯磨き粉は必要ないと歯医者さんで指導される方も多いのではないでしょうか。
というのも、乳歯は永久歯と比べるとエナメル質が薄く、１／３程なのです。
歯磨き粉の多くに研磨剤が入っていることから、永久歯より薄いエナメル層の乳歯には歯磨き粉によるダメージが大きいのです。
だからといって、歯磨き粉を使わない方がいいというわけではなく、離乳食がはじまると、虫歯の原因となる糖や脂質がたくさんお口のなかに入ってきます。
その汚れは素磨きだけでは磨ききれず、放っておくと虫歯菌が住み着いてしまうのです。
赤ちゃんの歯を虫歯から守ってあげるには歯磨き粉が欠かせません。
離乳食がはじまったタイミングでの歯磨き粉の使用をおすすめします。
最初は、慣れることを目的にガーゼにほんの少量をつけて優しくなでるだけでOK。
歯磨き粉は毎日お口に入れるものなので、成分に注目して選んであげましょう。
赤ちゃんの歯磨き粉、フッ素は必要？
赤ちゃんの歯を虫歯から守ってあげるには歯磨き粉選びがとても重要になってきます。
「歯医者さんでフッ素入りをおすすめされた」という人もいれば、「フッ素入りを避けるよう指導された」という人もいます。一体どちらを信じればいいのでしょうか。
先ほど、研磨剤によって乳歯のエナメル層がダメージを受けると述べましたが、ステイン（歯を着色してしまうもの）は研磨剤がないと防げません。
成分によって良いところや悪いところがあるので、専門家の意見も分かれてしまうのですね。
そうすると、ママやパパがしっかり知識を持って選んであげるということが必要になります。
フッ素が虫歯予防に効果があるということはご存知かと思いますが、子供の歯磨き粉に必要なのでしょうか？考えてみましょう。
フッ素は、歯質を強くしたり溶けかけの歯を元に戻したりすることで虫歯菌を歯から守ってくれる虫歯予防にはもってこいの効用を発揮してくれます。
しかし、大量に飲み込んだりすると、フッ素慢性中毒症といって永久歯に影響を及ぼす可能性があるため、その量には注意が必要です。
しっかり吐き出して使っていれば問題ないのですが、吐き出しができないうちにフッ素入り歯磨き粉を使って、毎日ごっくんしてしまうと危険です。
1994年WHOレポートではフッ素洗口は6歳未満禁忌と書かれています。一部の国ではフッ素は禁止されているようですね。
フッ素は「微量であれば大丈夫」という専門家もいれば「微量でも体に悪い」という専門家もいるので、はっきりと体に悪いとは言い切れませんが、 大量にとれば体に悪いということは事実のようです。
赤ちゃんの歯磨き粉おすすめTOP３！！
では、どうやって歯磨き粉を選べばいいの？と悩んでしまいますよね。
● 上手にうがいできない子でも安全な成分のもの
● 子供の好きな味やにおいで楽しく歯磨きが続けられるようなものといった基準で選ばれてはいかがでしょうか。
★おすすめ１★
ピジョン 親子で乳歯ケア ジェル状歯みがき ぷちキッズ
キシリトール哺乳瓶などのベビー用品で多くの人に愛されているベビー用品メーカーであるピジョンの歯磨き粉「ぷちキッズ」。
薄くやわらかな乳歯のエナメル質を傷つけにくく、キシリトールの自然な甘さが口コミで人気です。
★おすすめ2★
teteo 歯みがきサポート 新習慣ジェル
子供が毎日続けられるよう、ほんのりと甘いフルーツ味。発泡剤や着色料は無配合なので、うがいのできない子供でも安心ですよ。
★おすすめ3★
ブリアン
殺菌剤、発泡剤、研磨剤やフッ素を含まない安心安全な歯磨き粉。
まとめ
いかがでしたか？
わが子の歯ともなると神経質になってしまうママも多いようですが、気にし過ぎるのも良くありませんよね。
規則正しい生活と、ママとの楽しい時間が身体や精神だけでなく歯の健康にも不可欠です。
お子様に合った歯磨き粉の使い方を見つけていきましょう！