6歳児ママ必見!子供の歯の生え変わりの時期・順番・歯並び

子供の歯の生え変わりの時期はいつなのか?どんな順番で生え変わるのか、生えてこなかった場合どうしたらよいのか?歯並びに影響はあるのか?など、6歳児のママに見てほしい子供の歯の生え変わりの時期・順番・歯並びをご紹介します。

子供の歯が生え変わる時期や順番は?

子供の歯が生え変わる時期は主に6歳頃から12歳頃までと言われています。最初に第二乳臼歯(乳歯の中の一番奥の歯)のさらに奥から6歳臼歯(第一大臼歯)が生えてきます。これが永久歯への生え変わり時期のスタートだと考えてください。
6歳臼歯が生えた後は前歯から奥歯へと抜けていき、抜けた部分から生え変わります。

主な順番や時期は下記の通りになります。
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これらの順番や時期は一例になるので順番が前後したり、時期に多少のずれがあります。大体は抜けた後に徐々に生えてくると考えていいでしょう。

子供の乳歯は抜けたのになかなか生え変わらない場合は?

子供の歯の生え変わりでは様々なトラブルがあります。その中でも一番お母さんが心配になるのは乳歯が抜けたのに永久歯がなかなか生えてこない場合です。
乳歯が抜けた後3ヶ月経っても永久歯が生えてこない場合、先天性欠如や埋伏歯の可能性が考えられます。

■先天性欠如
先天性欠如とは簡単に言うと何らかの原因で永久歯が作られていないことを指します。通常、歯が生える際には「歯胚(しはい)」という卵のようなものが作られます。しかし、なんらかの理由で、この歯胚が作られず、永久歯が欠如している状態を先天性欠如と言います。

■埋伏歯
埋伏歯とは、簡単に言うと歯が歯茎の中に埋まっている状態を指します。通常、歯は歯茎の中で成長し歯茎を突き破って生えてきます。しかし、乳歯の段階で抜歯などをしてしまったことなどが原因で、歯茎が固くなってしまい、歯が歯茎を突き破ることができなくなってしまうことがあります。この状態を埋伏歯と言います。

先天性欠如(歯の根っこがない状態)なのか、埋伏歯(歯の根っこはあるが歯茎を突き破れない状態)なのかは歯医者でレントゲンを撮ってもらうことでわかります。

もし先天性欠如だった場合は、乳歯が抜けていないのであれば、乳歯をできる限り残していきます。しかし、乳歯が抜けている場合は人口の歯を入れることもあります。
もし埋伏歯だった場合は、歯の根っこである歯胚は作られている状態なので、固くなっている歯茎を切って永久歯の頭を出してもらいます。

どちらも歯の本数が足りないことが考えられるため、矯正治療を行うことも考えられます。
矯正治療になると治療料金も上がってしまうため、心配な場合は早めに歯医者へ行き、レントゲンを撮ってもらいましょう。

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子供の歯が生え変わったときに起こる歯並び

子供の歯の生え変わりの際に、歯並びが悪くなってしまうことがあります。歯並びというと指しゃぶりや噛み癖で起きる出っ歯や受け口などが想像つくと思いますが、そういった癖がなくても歯が生え変わるときに歯並びが悪くなることがあります。

■乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてきた場合
先ほどとは逆に乳歯が抜けていない状態で永久歯が生えてきてしまった場合は乳歯を抜歯しましょう。

■他の永久歯が生え、隙間がなくなってしまった場合
永久歯に対して顎の大きさが小さい状態です。
永久歯が出てくるスペースがなくなってしまった可能性が考えられます。
矯正歯科へ行き顎の大きさを大きくしてもらいましょう。
治療をせず放置してしまうと将来歯並びがガタガタになる可能性が高く、治療費も高くなってきます。早めに治療を開始しましょう。

■曲がって生えてきた場合
まれに45度以上曲がって生えてくることがあります。
45度以上曲がっていると横の歯が生えても自然に治る可能性は低いです。矯正治療をしてもらいましょう。

これらの場合は歯医者へ行き、調べてもらいましょう。乳歯は生え変わるため、歯並びはあまり問題視されませんが、永久歯は一生ものなので歯並びが不安な場合は歯医者で診てもらいましょう。

まとめ

子どもの歯が生え変わる時期や順番は人それぞれです。
しかし、永久歯がなかなか生えてこない場合や、子供の歯が生え変わったときに歯並びが悪くなっていないかを確認してきちんと対処していきましょう。