マヌカハニーで虫歯にならない!?虫歯への効能や食べ方とは

マヌカハニーをうまく使うと、子供の虫歯予防に役立てることができるってご存知でしたか?
はちみつは昔から美容や健康に良いとされ、その使い方がいろいろな媒体で紹介されてきましたが、中でも群を抜いているのが「マヌカハニー」です。
はちみつでありながらただ甘いだけでなく、スパイシーな風味を併せ持つのが特徴で、ニュージーランドでしか採取できないため非常に貴重なものとなっています。
虫歯に効く効能や、食べ方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

マヌカハニーの効能

マヌカハニーは非常に高い抗菌力を持っており、寝る前にスプーン1杯食べて寝ると、口腔内のミュータンス菌や歯周病菌の数を減らしてくれると言われています。
「寝る前に甘い食べ物」というと逆に虫歯になるような気がしますが、マヌカハニーに含まれる「フルクトース」「グルコース」という糖分はミュータンス菌のエサにならないので、そうした心配はほとんどありません。

マヌカハニーの殺菌力を最大限に活用するには、空腹時にとるのが理想
寝る前の1時間は子供に何も食べさせないようにして、ベッドに入る直前に与えましょう。
クセのある味なので最初は食べにくいと思いますが、せっかくの成分が流れてしまうのを防ぐため、水分の摂取もできるだけ控えてください。

ミュータンス菌は就寝中に増えるので、朝起きた時の口腔ケアも重要。
夜と同じように空腹の状態でマヌカハニーを食べさせ、その後15分ぐらいは飲み物も食べ物もとらないようにしてください。
「朝起きたらまずマヌカハニー」という習慣がうまくつけられると良いですね。

マヌカハニーの上手な選び方

ひとくちに「マヌカハニー」といっても、その種類は様々。ネットで検索してみると、いろいろなメーカーや商品が出てくるので、どれを選べば良いのか分からないという人も多いでしょう。
マヌカハニーの殺菌効果は商品によって全然違うので、値段の安さやパッケージのデザインだけで選ぶと後悔するかもしれません。
お買い物をする時は、次の表示に注目してみてくださいね。

<UMF(ユニーク・マヌカ・ファクター)>
「UMF」は、消毒液としてよく使われる「フェノール溶液」と、マヌカハニーの殺菌力を比較した数値です。
一般的なフェノール溶液の濃度は約5%なので、これ以上の数値のUMFであれば殺菌力に期待できることになります。
ちなみに10+以上のものは「アクティブマヌカハニー」と呼ばれ、ニュージーランドの医療機関でも使用されていますよ。

<MGO(メチルグリオキサール)>
「MGO」は、非常に高い殺菌効果をもたらす生理活性物質の量を表した数値です。
普通の食品には0~50㎎/㎏しか含まれていないものが、マヌカハニーではなんと20~800㎎/㎏も含むというのですから、いかに抗菌作用の高い食品であるかが分かりますね。
もちろん、これも数値が高いものほど質が良いとされています。

マヌカハニーを使った商品の種類

マヌカハニーは瓶から直接すくって食べるのが一般的な使い方ですが、UMFやMGOの高いものは値段もそれなり。
最高級品とされるものは20,000円を超える場合もあるので、いくら虫歯予防の効果が高いといっても、これを毎日子供に食べさせるのは現実的ではありません。

そこで、コストを抑えつつ、マヌカハニーを取り入れたいという方に人気なのが「デンタルペースト」や「キャンディー」に加工した商品。
マヌカハニーそのものの殺菌力を生かしながら価格を抑え、使いやすい工夫をしてあるので、お財布の中身を気にすることなくお口のケアが続けられます。そのまま与えるより、子供にとって抵抗感が少ないのもうれしいですね。

ただ、これは瓶タイプのマヌカハニーにも言えることですが、稀にアレルギー反応を起こす人がいます。
かゆみや湿疹などの副作用が現れたらすぐに使用を中止し、現品を持って病院へ行きましょう。

マヌカハニーの効果効能を利用して虫歯予防

マヌカハニーの虫歯予防に対する効果や選び方について、いかがでしたか?
普通のはちみつに比べると値段が高いところがネックですが、虫歯になって歯医者さんに通うことを思えば経済的かもしれませんね。
いろいろなタイプの商品が出ているので、試供品なども活用しながらお子様にぴったりなものを選んであげてください。普段の歯磨きと併用していけば、虫歯ゼロも夢じゃないかも?