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子供の歯並びが悪い!矯正の費用は?前歯だけってできる?マウスピースはなぜ人気?

乳歯について
この記事は約 20 分で読めます。

子供の第一印象にも影響を与える歯並び。
歯並びがガタガタだったり受け口や出っ歯はもちろんですが、特に写真によく映る前歯はきれいな歯並びにしてあげたいですよね。
もちろん大人になってからも歯の矯正はできますが、子どものうちに歯の矯正をすると多くのメリットがあります。

とはいっても、気になるのはかかる費用や矯正の期間。
それ以外にも、一番気になる前歯を矯正する方法はどれくらい種類があるの?マウスピースの効果は?保険適用はあるの?何歳くらいから始めるのがベスト?遺伝で顎が小さい!などなど、子どもの歯の矯正に関するあれこれをご紹介します。

子供の歯の矯正、気になる費用は?

子供の歯の矯正は、歯に器具をつけるため、一見かわいそうに見えるかもしれませんが、そんなことはありません。
子供のうちに歯の矯正を行うメリットは多く、その一つが「大人よりも費用が安く済む」という点です。
一般的に子供の歯の矯正にかかる費用は、40万から100万程度と言われています。
成人の歯の矯正になると80万から150万くらいかかりますので、子供のころに矯正するほうが費用を抑えることができます。

更に、子供のころに矯正をすることで、生涯のうちに歯の治療にかかる費用自体も、抑えることができるという報告もあります。
歯並びが悪いと問題になるのは見た目だけでなく、歯磨きを行うとき、歯ブラシが歯の隙間や奥歯にうまく行き届きにくくなり、虫歯になりやすいのです。
逆にきれいな歯並びですと歯が磨きやすいので、子供のころに歯の矯正をすることで、永久歯が虫歯になる確率をグンと下げることができます。
そういう面でも子供の歯の矯正にはメリットがあるのです。

それではここからは子どもの歯の矯正、費用や種類に関して更に具体的に見ていきましょう。

マウスピース矯正のメリットは?

近年、子供の歯の矯正方法として注目されているのが、マウスピース矯正です。
マウスピース矯正にはどんなメリットがあるのでしょうか。

メリット①取り外し可能なので歯磨きもきれいにできる

子供の歯を矯正するとどうしても歯磨きが十分に行えないことが多かったのですが、マウスピースは自分で取り外すことができるのでその心配がありません。
歯みがきや食事をするときマウスピースを取り外すことができます。そのため、矯正器具に食べかすなどが残ることなく、歯もマウスピースも清潔に保てるのです。

メリット②目立たない

多くの場合子供の歯の矯正器具は、子供のコンプレックスの原因になっていました。
笑ったときに見える前歯に銀の器具が見えることで、からかわれることも多いからでしょう。

目立たないように歯の裏側につけるタイプもありますが、装着が難しく技術のある歯医者さんでないときれいにできません。
また、子供がとても痛がったり、舌や口腔内を傷つけたりすることもあります。
価格も前面につけるタイプよりも約1.5倍高額になります。
それに比べますと、マウスピース矯正は透明なマウスピースを使うので、目立ちません。そのため、着けていてもほとんど気づかれないことも多いです。
見えたとしても違和感がないので、子どもが笑顔コンプレックスになる心配もありません。

メリット③他の矯正治療よりも割安

マウスピースを使用した歯の矯正でポピュラーなのは「アソアライナー」という装置です。これを使用した場合、上下全体で40万から60万円くらいです。前歯だけなど部分的であればもっと安くなります。

一般的な矯正器具を使う場合、80万から100万と言われています。ですからかかる費用を半額程度に抑えられることもあるということです。

マウスピース矯正の中にもいくつか種類があります。
・インビザライン
・アソアライナー
・イークライナー
・Denマウスピース
・オペラグラス
・アクアシステム
・エシックス
などがあります。いずれもマウスピースなのですが、装着時間や方法、治療目的、価格も違ってきます。

子供の歯を矯正するのにどんな種類があるの?

子供の歯を矯正するための代表的な矯正方法といえば、大きく分けて2つブラケット矯正とマウスピース矯正です。
その中でもいくつかの選択肢があります。まずはブラケット矯正の種類を見てみましょう。

・プラスチックセラミックブラケット
歯、1本1本にプラスチック、もしくはセラミックで作ったブラケットをワイヤーでつなぐ方法です。プラスチックは比較的安価で、セラミックは目立たないというメリットがあります。

・リンガルブラケット
歯の裏側にブラケットをつける方法で、価格は高めになりますが目立たないので、人気の方法です。

・メタルブラケット
歯の矯正と聞いて多くの方が真っ先に思い浮かべるタイプでしょう。存在感は否めませんが、ブラケットの中で一番安価です。

マウスピースタイプでよく使われるタイプも見ておきましょう。

・インビザライン
0.5mmほどの透明マウスピース型矯正器具です。透明なので目立ちにくく食事の際など取り外しできることが選ばれる理由になっています。

・クリアアライナー
定期的に少しづつ形を変えながら歯を矯正していくことができます。もちろん取り外し可能なので、清潔さが保ちやすいです。

歯の矯正は子供のうちから本当に必要??

ここまできて、今さら?と思うかもしれません。
そもそも本当に子供の歯の矯正は必要なのか?という疑問です。というのも、子供の歯の矯正法などをいろいろ見ていくと、たくさんの種類、方法があることに気づきます。しかも、かかる費用も様々です。
調べていくうちに、ふと、「本当にこれって必要なことなの?大きくなってからでもいいんじゃない?」と思うことがあるかもしれません。
本当に必要なのか?と問われると「YES」です。子供のころに歯を矯正することには多くの意味があります。

子供の歯の矯正が必要な理由①顔立ちを整える

大きな理由の一つは、審美です。見た目が良くなるということです。
最近は日本でも歯の矯正が一般的になってきました。
ですが欧米や韓国などではずっと前から必須とされています。
歯並び、あごの骨の形が、外見に与える印象が大きいからです。

実際、子供のころに上あご、下あご、そして歯並びを改善することで顔全体のパーツの配置が整います。
顔立ちを整えるためにも、矯正は必須と言えるでしょう。

子供の歯の矯正が必要な理由②期間が短くて済む

まだあごの骨がしっかり固まっていない時期に矯正することで、矯正にかかる時間を短縮することができます。当然その分費用も安くなります。
また、大きくなってから矯正するよりも痛みも少ないと言われています。

子供の歯の矯正が必要な理由③滑舌、発音が良くなる

歯の噛み合わせが悪かったり、歯並びが悪かったりすると滑舌が悪くなります。
また特に外国語を学んでいく際に、教えられるとおりの発音ができず苦労することも多くなります。

子供のうちに矯正をしておくことで、言語を習得していく学生の時期に子供が感じる劣等感を軽減できます。

このように子供のうちに歯の矯正をすることにはたくさんのメリットがあるのです。

子供の歯の矯正に必要な期間は?早いほど短いって本当?!

子供の歯の矯正にはどのくらいの期間が必要なの?と疑問を持たれる保護者はたくさんいらっしゃいます。ですが歯の矯正にかかる期間を明言することはとても難しいのです。

というのも、子供が何を目的に歯を治療するか、例えば前歯の歯列を整えることが目的の場合と、受け口を治したい場合では矯正期間が変わってきます。
更に、どんな矯正方法を選ぶかによっても期間が変わります。
また、矯正をする際の子どもの年齢でも矯正に必要とされる期間が違います。
子供の歯の矯正の場合、一期治療と二期治療という言葉が使われます。
大体6歳から小学中学年くらいまでの年齢の子どもの場合一期治療、小学高学年から中学生くらいまでを二期治療といいます。
乳歯だけ、または乳歯と永久歯が混ざっている状態は一期治療、永久歯がすでに生え揃っている状態を二期治療といいます。

目安として、子供の歯の矯正でマウスピースを使用した場合、一期治療と二期治療を合わせて2年から4年くらいかかると言われています。
一期治療がだいたい10カ月から1年半、二期治療が1年半から2年半くらいです。

マウスピースを使用する矯正は、あごの骨が柔らかい子どもに適しています。
つまり、年齢が幼いほど適しているということです。一期治療を受けると二期治療の期間を短縮できますし、費用を抑えられるという仕組みです。

マウスピース以外の矯正方法には、プレート矯正と呼ばれる矯正方法があります。
プレート矯正では、歯の内側部分にプレート形状の器具を取り付けて顎を広げる矯正が行われます。
顎の成長バランスを整える事で美しい歯並びの実現を図るのがプレート矯正(床矯正とも呼ばれます)ですが、治療費が30万円~60万円程度と高額なのがネックになっています。

子供の歯の矯正って保険適用になるの?

「子供の歯の矯正も健康保険適用になると聞いた」という保護者の方が時々いらっしゃいます。
しかし、残念なことですが、健康保険が適用になるのはとてもまれなケースです。

基本的に、歯の矯正に保険は適用されません。
ですがもし「顎変形症」と診断され、矯正手術をしなければならない場合は、保険を使うことができます
顎変形症とは、顎の骨の位置や大きさ、形態に異常が見られ、顔の変形や噛み合わせに問題が見られるような症状です。

親の気持ちとしては、「うちの子すごく出っ歯かもしれない」、「受け口がどんどんひどくなってる気がする」など、心配に思うかもしれませんが、多くの場合は手術を必要としないレベルです。
つまり、矯正を行うだけで改善します。
顎変形症かどうかの診断を受けるには、専門機関で歯の噛み合わせ、X線写真分析を受ける必要があります。顎変形症の場合、手術前に矯正を行い、その後手術を行いますのでかなりの期間がかかります。
心配な方はできるだけ早めに専門医を受診しましょう。

確定申告の医療費控除に歯の矯正も入る?

子供の歯の矯正で、保険適用にはならなくとも、確定申告の医療費控除の対象になるケースはあります。

ただ、子供の歯の矯正はその10万にカウントされない時もあります。
ではどんな場合に医療費控除対象が当てはまるかと言いますと、子供の矯正治療が

・咀嚼改善を目的とした場合(噛み合わせが悪く食べ物がうまく噛めていない時)
・発音障害の改善が目的の場合

などに限られます。
つまり、子供の歯の噛み合わせが悪く機能的な問題が生じている場合です。見た目を改善したい、という目的では医療費控除には当てはまりません。

ですが、機能的な問題を抱えている子供は、親が思う以上に多く、歯の矯正がそれほど一般化していなかった一昔前の日本では、ただ単に滑舌の悪い子と片付けられることが殆どだったようです。
そのまま、矯正を行わず、大人になってから苦労してしまう人は少なくありません。
遺伝的なものだ、と片付けずに出っ歯や受け口、噛み合わせが悪い場合は、矯正歯科で尋ねてみましょう。

この医療費控除が適用される場合、通院するために使用した交通費も領収書があれば認められます。
それらすべてを合わせて10万円以上あれば対象になるのです。

この医療費控除は、子供の矯正にかかった費用だけでなく、すべての医療費の合計です。
また、ローンなどで支払ったものも対象になりますから、契約書、領収書などすべて持って行って手続きをしましょう。

子供の歯の矯正はいつから始めるのがベスト?

子供の歯の矯正はいつから始めるといいのでしょうか?
実は、早ければ早いほどいいといわれています。乳歯が生えそろったくらいから、お世話になる歯医者さん(矯正歯科が望ましい)に慣れるようにしましょう。
この時期は、指しゃぶりの癖や、舌の癖が歯並びに影響していないかのチェック、虫歯や噛み合わせも見てくれます。できれば3-6か月に一回、少なくとも1年に1回は受診しましょう。

そして、一期治療はだいたい6歳ころから始めるとベストです。
この時期は、まず見た目の歯並びよりも、顎の骨の発達具合やバランスに注視します。歯の基礎となる土台をしっかり観察していくことで、次の二期治療も行いやすくなります。

二期治療は永久歯が生えそろった時期です。
だいたい10歳から12歳です。まだ完全に成長が止まる前に矯正するとかかる期間が短くなります。ここでは歯を動かし、歯並びや噛み合わせを改善します。
とはいっても、17,8歳くらいまではまだ顎の骨も軟らかい時期です。
年頃になって歯並びが気になってしまい、矯正を行いたいという場合も遅いという事はありません。
それでもできるだけ早いうちから行うようにしてあげましょう。

顎の小さい子供は歯の矯正が必要!?

最近は小顔の子が増えてきました。
漫画の主人公のようなキュッとしまった顎の子もいます。でも、自分の子どもが小顔と喜んでばかりいてはいけません。
実は顎が小さいと歯並びが悪くなることが多いのです。
しかも、一見には見えなくても、顎が成長しきらず顎が小さい場合もあります。
外見にとらわれず、一度子供の顎の発達をしっかりチェックしてもらいましょう。

では、顎が小さいとなぜ歯並びが悪くなるのでしょうか。
それは乳歯と永久歯の大きさの違いに原因があります。
永久歯は乳歯よりも大きいので、顎が小さいと乳歯が抜けた後に永久歯が入る隙間がなくなってします。
その結果、他の歯と押し合ってしまい、ガタガタな歯並びになってしまうのです。

また顎が小さいまま成長すると、舌の動きが制限されることがあります。
そうすると、滑舌が悪くなったり、舌がもつれるような話し方になります。
更に、顎や舌の機能の発達が阻まれると、しっかり呼吸することができなくなり、肺機能が低く運動能力が低下することもあります。顎に力が入らないと、瞬発力も上がりません。
またいびきをかきやすいという報告もあります。

顎の小さな子の場合、乳歯と永久歯が混ざっている段階、一期治療で顎を正しく育ててあげることが必要です。歯列育成矯正と一般に言われています。
これは、歯を支えている歯槽骨を歯が生える位置に誘導させる矯正なので、この矯正をしたからと言って顔が大きくなるということはありません。

こうして一期治療の時に顎を成長させ、永久歯の生える隙間を作ってあげることで、二期治療の時も歯を抜かずに歯並びを治すことができるようになります。
ただ、子供の顎が小さいか大きいかは、素人目には判断ができません。まずは歯科医さんに相談してみましょう。

出っ歯の子ども、歯の矯正が必要なの?

子供の出っ歯は可愛いと感じるかもしれませんが、矯正してあげることが必要です。
というのも、出っ歯というのは見た目以外にもリスクを伴うものなのです。
俗にいう「出っ歯あるある」ですが、出っ歯の子どもが走って転んだ場合、一番危険なのは歯を折る危険があるという点です。嘘のような話ですが、笑い事ではありません。
また、出っ歯の方は歯が出ていることが多いので虫歯や歯周病になりやすいというデメリットもあります。
他にも、前歯で食べ物をうまく噛み切ることができなかったり、噛み合わせが悪いので顎関節症になりやすいという問題があります。

「出っ歯」には正式名称があり、「上顎前突」と呼ばれています。
出っ歯と言うと歯だけが出ていると思われがちですが、漢字の通り、顎も関係しています。ですから、顎の骨が固まってしまった成人の方は治療にも時間がかかります。子供のうちに治療するほうが良いでしょう。
ですが出っ歯の矯正の場合、前歯の4本が永久歯に生え変わった後でないとあまり効果がありません。
乳歯の時に矯正しても、永久歯に生え変わるとまた出てしまうことが多いのです。
一般的には、一期治療で上顎と下顎のバランスを取りつつ、歯並びも見ていくという形になります。

子供の出っ歯矯正の場合、就寝時に機能的矯正装置を装着することがほとんどです。
まれに昼間も前歯にマウスピースを装着していくことがあります。でも多くの場合、誰にもバレずに矯正していくことができるので、子供の精神的負担はほとんどありません。
出っ歯気味の傾向に気づいたら、歯科医さんに相談してみましょう。

歯の矯正を写真で決心!てどういうこと?

「写真を見て、子供の歯の矯正を決めました」という人が多いってご存知ですか?
これには2通りの意見があります。
一つ目の意見は、「家族写真を見てびっくりしました!歯並びの悪い夫と子供がそっくり。
こんなとこまで似るのね、と思いつつも子供の歯の矯正を決めました」という意見です。歯並びは遺伝も大きく関係しています。

もう一つ、写真を見て歯の矯正を決めた保護者の方に多いのが、実際に矯正歯科医院などで、矯正前、矯正中、矯正後の写真を見せてもらって決めた、という意見です。
歯の矯正はまだ「歯に銀の金具を取り付けられて…」というイメージがあるかと思いますが、最近ではマウスピースでの矯正が進んでいます。
前歯の矯正中もマウスピースならほとんど目立ちません。
何かとイベントで写真を撮る機会が多い子供の時期に、矯正器具が目立っていたのではかわいそうです。マウスピースで矯正している写真を見て安心する保護者が多いのも納得です。

そして、やはり実際に歯の矯正をしてきれいな歯並びになった写真は説得があります。
自分の子どもの前歯がきれいになった様子をイメージしやすくなると思います。
子供の歯の矯正のことで迷っている方は、専門医に相談していろんな写真を見せてもらうのもいい方法でしょう。

子供の前歯のだけ矯正できるの?前歯だけの費用は?

歯の矯正は前歯の歯並びが気になって矯正を考える方が多いと思います。
ですが前歯の矯正と言っても、ほとんどの場合、前歯だけを矯正するわけではありません。噛み合わせなどもありますから多くは顎からの矯正になります。
ですので、子供の前歯の歯列矯正を考えている方は、まだ乳歯と永久歯が混ざっている年齢である、7歳くらいに初めの矯正治療を始めることが勧められています。

顎の骨が柔らかいこの時期に、マウスピースを使用することで、出っ歯や受け口を含む噛み合わせの不具合を解消することができます。
マウスピースを使った治療はトータルで10万ほどかかります。
高いと思いがちですが、最初にこの治療を行うことで、永久歯の歯並びを矯正する時の痛みや時間を少なくすることができます。

ブラケット矯正の場合、個人差はありますが治療前の検査や調整費用などをすべてトータルすると、80万円程度です。

子供によってはマウスピースでの矯正だけで十分な場合と、のちにブラケット矯正をする必要がある場合があります。
その際の費用を抑えるためにも、初期段階でのマウスピース矯正が、断然お得な方法と言えます。

一期治療でマウスピースを装着するのは基本的に夜寝ている時間だけです。
顎の矯正をすると同時に、マウスピースを清潔にしておくことで虫歯になりにくい環境を作ることもできます。

早め早めに専門医に相談し、一番いい時期に矯正治療に取り掛かることです。虫歯ケアなどを兼ねて、クリニックの先生に慣れ親しんでおくことも助けになるでしょう。

歯の矯正は子供でも痛いの?

子供の歯の矯正に痛みはどれほどあるのでしょうか。
子供の矯正は、大人になってから矯正するより痛みが少ないといわれています。

それは子供の顎の骨がまだ硬くなっていないからです。
永久歯は乳歯よりもしっかりくっついていること、子供の顎の骨がまだ硬くないことなどいろんな理由がありますが、結論から言って歯を動かす痛みは大人の方がきつく感じるということです。
もちろん、痛みの感じ方は個人差がありますが、平均的に見て例えば12歳の子どもが前歯の歯列矯正をした場合、矯正装置をつけた当初から2,3日は歯が浮いたような違和感と痛みを感じることがあります。
この痛みや違和感は徐々に消えていき、一週間くらいでほとんど感じなくなります。

子供の歯の矯正時の痛みをさらに軽減するために、痛みを感じたときには冷たい水で口をゆすがせたり、装着から数日は硬いものを食べさせないようにするといった事もしてあげられます。

前歯の歯列矯正の痛みを一番解決する方法として注目されているのは、もっと小さい時期、乳歯と永久歯が混ざっているくらいの5,6歳の時期に一度マウスピース装着の歯の矯正をしておくことです。
これは子供の上顎と下顎の正常な成長を助けるためです。これを行っておくと、永久歯が生えそろった後の前歯の歯列矯正時の痛みをほとんど感じないくらいまで抑えることができると言われています。

受け口の子どもも矯正で改善できる?費用は?

子供が小さなときはあまり気づかないのですが、成長につれて「あれ?この子受け口?」と気づくお母さん、多いのではないでしょうか?
通常、人の歯というのは、噛むと下の歯に上の歯が被さるようにできています。
しかしそれが逆になり、下の歯が上の歯に被さってしまうことがあります。
これが受け口で、「反対咬合」とも言われます。原因は色々ありますが、上顎がうまく成長していなかったり、下顎が上顎に比べて成長しすぎたといったものがあります。
そのため、成長過程で気づき、その後どんどん顕著になっていくことが多くみられています。

ほとんどの受け口は歯の矯正で治すことが可能です。
特に、小さい頃だと反対咬合用のマウスピースで改善することができます。
小さい頃の受け口は舌の位置や、舌の使い方が原因であることが多いようです。ですが、そのまま放っておくと顎の成長にも影響を及ぼしてしまいます。

まず、乳歯の段階でムーシルドというマウスピースを使って矯正することができます。
だいたい半年から1年半くらいで、12万から30万円程度でできることが多いです。
前歯の永久歯が生えてきたくらいで受け口を治す場合は、上顎を広げる矯正装置が一般的です。1年半くらいかかり15万から40万円程度の費用です。
全ての永久歯が揃ってから矯正する場合は2-3年くらいかかり、80万円くらいかかります。
受け口の関しては成長過程を通じてどんどん酷くなっていくことも多いので、簡単には言えませんが、小さなときに矯正をすることで治療期間も、かかる費用も抑えられるかがよくわかります。

受け口は遺伝による影響が特に大きい症状です。
両親の遺伝的要素を考えて、受け口になるかもしれないなと感じる場合は、小さな頃から注意して観察してあげましょう。
早めに矯正を始めると子供自体の負担も少ないですし、費用の面でも負担を減らせます。

子供の歯の矯正をしてあげたい、でもお金がない!どうすればいい?

子供の歯の矯正をしてあげたい気持ちはあるけれども、お金がない!という方もいらっしゃるかと思います。

基本的に子供の歯を矯正する場所は2か所、小児歯科と矯正歯科です。
お金がない場合は小児歯科を選ぶことになると思います。

矯正歯科はやはり高いからです。
例えば、矯正歯科は、治療を始める前に特殊なレントゲンを撮ってくれます。その他、唾液検査やCTなどいろいろあります。こうした検査でこれから子供の歯がどう成長していくかを判断し適切な治療に取り掛かります。
こうした費用だけでかなりかかります。5-10万円と言われています。

小児科での矯正の場合、歯をあるべき位置に戻すことが大前提で、多くの場合検査費用は1‐3万円です。
その後のメンテナンスも同様に違いが出てきます。

子供の歯の矯正は大人と違って、「ベストなタイミング」があります。
大人になってからする場合は何年かかかってお金をためてから、といえますが、子供の場合1年1年がとても大切になってきます。
「でも、そんな大金すぐにはだせない」という場合、矯正治療費の分割払いやローンを利用することも検討できます。
歯科医院が提携する、デンタルローンというローンです。
これは、歯に関する治療にのみ適用できるローンで、だいたい金利が年8.5から9%くらいです。そう高い金利ではないことが多いですが、始めにしっかり確認しておくことが大切です。

また、銀行や信用金庫の多目的ローンを利用することができます。歯科医院から出された見積もりなどをもっていくと審査が比較的スムーズです。
この場合、多少手間はありますが金利が年5パーセント程度と、低く抑えることができます。

歯科医院で親身に相談に乗ってくれることが多いので、まずは受診し尋ねてみるといいでしょう。

子供の歯の矯正、種類と費用まとめ

子供の歯の矯正の代表的な種類と費用をまとめて紹介いたします。
ただし、子供の年齢や矯正が必要なレベルの違い、かかる医院によって変わってきますから、あくまで目安としてください。

・ムーシールド 10万円くらい
受け口を改善するため、就寝中に装着するタイプのマウスピースです。

・プレート矯正 30万~60万くらい
顎をプレートで広げ、上顎・下顎のバランスを整えます。床矯正とも呼ばれます。

・マウスピース 10万円くらい
出っ歯、受け口、前歯歯列矯正用などいろんな用途に合わせたマウスピースがあります。
比較的安価で効果が見られるので、欧米では主流になっています。日本でも最近増えているタイプです。

・ブラケット矯正 50万円から100万くらい
大人の矯正と同じような、歯に留め具をつけてワイヤーで固定矯正していくタイプです。
最近は針金だけではなく、目立たないタイプも増えています。

子供の歯の矯正は、子供の顎の発達状況、年齢、歯の生え変わり具合などいろんな要素を見ながら決定します。また、そう安いものではありませんから、後悔しないように慎重に決めたいものです。そのためには、子供がまだ小さいうちに、信頼できる歯科医を探しておくことも非常に大切なポイントになります。

まとめ

子供の歯の矯正は早くから心がけることで、治療期間も、費用も抑えることができます。
最近は矯正器具の目立ってしまう前歯の矯正も、マウスピース装着で、目立ちにくくしかも従来よりもかなり安くできるようになっています。
歯の矯正は見た目だけでなく、虫歯や歯周病も予防する大切な治療です。と言っても費用もそれなりにかかりますから、実際どこまで治療する余裕があるのか、また矯正を行う子供本人の気持ちはどうなのかなどしっかり考えて、治療を行ってくださいね。

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